鉄⾻鉄筋コンクリートは、激しい環境暴露にも耐えうる強固で信頼性の⾼い構造です。しかし、徐々に湿気、塩化物、⼆酸化炭素ガス、その他の汚染物質がコンクリートに⼊り込み、鉄筋の腐⾷を引き起こす可能性があります。鉄筋の錆は拡⼤し、コンクリート構造のひび割れや弱体化につながる圧⼒を⽣み出します。
チタン基材に対する混合⾦属酸化物（MMO）被覆は、鉄⾻鉄筋コンクリート構造の腐⾷防⽌を⽬的とした陰極防⾷の鍵となります。1980年代半ば以降、ELGARD® MMOアノードは、以下のような構造物で防⾷や寿命の延⻑を⽬的として利⽤されてきました。
建物、橋、スタジアム、駐車場、記念碑
発電用冷却塔、海洋構造物、ドルフィン
桟橋、埠頭
鉄⾻鉄筋コンクリートの効果的な防⾷システムの設計を行うことが現在、技術者に求められています。陰極防⾷⽤のELGARD® MMOアノードは鉄骨鉄筋コンクリートの内部に埋め込まれるため、各コンクリート構造特有のニーズに応じたカスタマイズ性に優れています。私たちは数⼗年に及ぶ経験をもとに、技術者による費⽤対効果の⾼い効率的な陰極防⾷システムの設計を可能にする各種MMOアノードと付属製品を開発しました。
ELGARD® MMOアノードは、定格出⼒で100年以上の設計寿命を提供する為、独⾃のプロセスを⽤いて製造されています。常に厳しい品質管理を維持することで、お客様に安⼼してご利⽤いただいております。
ELGARD® MMOアノードはNACE国際規格TM294に準拠しています。⼤気暴露鉄⾻鉄筋コンクリート⽤埋込型ICCPアノードの延⻑試験（80 4240 01）では、NACE規格が要求する耐⽤年数の2倍（80年）の性能を発揮することが検証されております。
