CECHLO™

CECHLO™システムは、現場で供給される塩から作られた塩水または海水を用いて、高濃度の次亜塩素酸ナトリウムを生成します。また、2/3室電解槽システムを用いた、より進化した回収用途のための塩分解にも利用することができます。

先端技術

持続可能な回収と再利用

高濃度塩素生成

世界的な存在感とサービス

塩素の生成

CECHLO

CECHLO™システムは、さまざまな電気化学プロセスでの使用を目的として設計されています。

CECHLO™システムはもともと、クロリンエンジニアズ株式会社(日本)(現在はDe Nora/thyssenkrup industrial solutionのジョイントベンチャーであるtkUCEの一部)によってクロールアルカリ産業用の電解装置として開発されました。

世界的な実績をもつこのイオン交換膜電解技術を用いて、塩水または海水からの次亜塩素酸ナトリウムまたは塩素(および苛性)の生成に特化した電解槽の製品群一式が開発されました。

CECHLO™製品群の概要は下表のとおりです。

型式

供給

生成物

濃度

CECHLO - MS

塩水

塩素ガス/苛性/次亜

最大12.5%

CECHLO - M

海水

次亜塩素酸塩

0.2%

塩分

塩分

CECHLO™技術はさらに進化を続け、現在では酸アルカリ回収にも展開されています。

この電解槽は2室または3室構成となっています。3室型電解槽システムはアノード室とカソード室の間に中和塩などの水溶液を供給する中間室を有する設計です。

「ゼロ排出」や「フル・リサイクル」プロセスへの意識がますます高まるなか、これに適したシステムとして急速に成長しています。

イオン例と用途例:

陽イオン: ナトリウム、リチウム、カリウム、テトラメチルアンモニウム、水素、アンモニウム
陰イオン: ハロゲン、硫酸、炭酸、硝酸、酢酸、リン酸
供給: 塩化リチウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸リチウム
生成物: 水酸化リチウム、苛性・硫酸、苛性・CO2
用途: リチウムイオン電池、紙パルプ産業、苛性ソーダ回収

CECHLO™製品

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