私たちのカソードコーティング
貴金属系のカソード被覆は熱分解法により形成され、各種アノードの開発、工業化及び製造における豊富な経験が生かされています。
現在、カソード触媒被覆はクロールアルカリ(CA)やアルカリ水電解(AWE)事業において以下の重要な役割を果たしています。
- 電力原単位の低減
- CAでは最大8 kA/m2、AWEでは最大12 kA/m2の高電流密度(CD)で安定した運転が可能
- 逆電流における安定性など、プラント異常に耐えうる運転上のタフネスの確保
- 電極・セパレータ間の平滑な接触面の保証
- セパレータの性能に影響を及ぼす不純物の発生がない