私たちはその創業以来、技術開発や科学的知見を深めるためには、大学や国立研究所などイノベーションに関わるステークホルダー様と強いつながりを持つことが重要と考えています。そのため、私たちでは毎年、完全招待制のシンポジウムを開催しています。このシンポジウムは、先進的な学術コミュニティと私たちの研究開発・イノベーショングループとの間で、持続可能かつ活発な双方向のコミュニケーションネットワークを構築できるよう企画されたものです。
このイベントをきっかけに、長年にわたり、大学、国立研究所、研究センター、大学等の技術移転機関、大小の企業からなるグローバルネットワークが構築されました。このネットワークは、米国、欧州、日本における数多くの重要な共同研究プロジェクトや産学連携コンソーシアムへの参画の基礎となっています。
例えば、NEWT(Nanosystems Engineering Research Center for Nanotechnology Enabled Water Treatment)、NAWI(National Alliance for Water Innovation)、WaterEuropeへのデノラの関与、Elcorel(Electrochemical Conversion of Renewable Electricity into Fuels and Chemicals(閉鎖)、EU)、SelectCO2(Selective Electrochemical Reduction of CO2 to High Value Chemicals、EU)、EcoSynBio(Formate as an Energy Source to allow Sugar Fermentation with no net CO2 Generation: Integration of Electrochemistry with Fermentation、ARPA-e)など複数の政府出資事業、そして、ローレンス・バークレー国立研究所、ヴァンダービルト大学、マサチューセッツ大学、ノースイースタン大学、アリゾナ州立大学、トリノ大学、ローザンヌ工科大学など素晴らしいパートナーとの共同プロジェクトが挙げられます。